「糖分0なのに、なぜ甘いのか」 芋焼酎の甘さはどこから

仕込みの際、ブドウ糖をアルコールに変える「発酵」において、酵母の力により「高級脂肪酸エチルエステル」が生成されます。
この成分が、焼酎にまろやかさとコクを与え、焼酎独特の甘味を生みます。
穀類焼酎・麦・ソバ等に比べて芋焼酎の発酵時に多く生成されます。また、発酵時に生成される酢酸も少量の場合は酸味ではなく甘味を感じますし、アルコール自体の甘味もあり、それらが融合して焼酎の甘味ができあがります。
焼酎の甘さは、砂糖と異なり、飽きの来ない自然で上品な甘さが特徴です。